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2003年11月の日記へ Oct 31. Fri. フラワーアレンジメント&ハロウィーン
せっかく英国に居るのに私が習っているのは和風を目指した陶芸だったり、スペイン料理だったり、モザイクだったり、
所謂”英国らしさ”には欠けた習い事が多い。帰国まで一年のカウントダウンに入り、英国滞在の思い出に
”英国らしい習い事=フラワーアレンジメント”を体験してみることにしました。 私が選んだ学校は、ナイツブリッジのジョージアンハウスが立ち並ぶ閑静な一角にある、 ジュディス ブラックロック フラワースクール:Judith Blacklock Flower School、 校長のジュディスは外国人に英語を教えた経験を持ち、フラワーアレンジメントを教え始めて20年、 分かりやすい丁寧な英語で自ら指導にあたってくれます。 私が何より気に入ったのは「フラワーアレンジメントは誰もが習得できる芸術」という彼女の信念。 勿論、美しく花を活けるには、生花にしろアレンジメントにしろ、生まれ持ったセンスが必要ですが、 そのセンスの無さをカバーできるように、この学校では花の選び方、合わせ方、デザインのコツや基礎を教えてくれるのです。 何より安心なのはHPに日本語版があるように、日本人スタッフも多く、問い合わせや授業内容に関する質問も日本語でOKなこと。 それもあってか、私が受講した初心者から対象のディプロマコースの15,6名の約半分は日本人でした。
このコース、花も道具も花器(プラスチック)も材料も全て込みで、6回コース(1回2時間半)に
早朝の校長引率によるフラワーマーケット見学がついて、£585(約12万円)也。
夕方自宅に帰り着いて、早速昨日の力作・ジャック・オ・ランタンの中に蝋燭を灯し子供達を待ちました♪
ハロウィーン:Halloweenは今ではアメリカで盛んな行事ですが、本来は古代ケルトにおいて、秋の収穫と一年の終わりを祝福するお祭りを起源と言われています。
古代ケルト人の暦では一年の始まりを現在の私達のように1月1日では無く、11月1日としていました。そして”大晦日”にあたる10月31日の夜には、
その年に亡くなった死者の霊が訪れると信じられていました。なんだか日本のお盆みたいですが、困ったことに古代ケルトでは、死者の霊が人々にとり憑いたり、たちの悪い霊が横行してわるさをするとも信じられており、 折角の収穫物や家畜、子供を守るために、夜には火を焚いて、恐ろしい魔女や化け物の格好をして、悪霊を払ったそうです。 古代ローマ人も11月1日を同じく一年の始まりと決めていました。 恐らく古代ローマのブリテン島侵略の時代に、ケルト人の風習とローマ人の果実の女神の収穫祭が融合し、 その後布教に入ってきたカトリックが、それを取り入れ、11月1日を、祝日を持たないその他全ての聖人の日:All Saint's Dayとしたのではと言われています。
云わばイギリス(ブリテン島)生まれのハロウィーンですが、ご当地でありながら、ハロウィーンを大人も子供も揃って大々的に祝うということはないようです。
勿論スーパーマーケットでは、ジャック・オ・ランタン用のかぼちゃや、”Trick or Treat”用のお菓子、仮装用衣装を張り切って売り出しているけれど、
あくまで”子供のための行事”という位置づけ。
また、宗教的要素が絡むこともあり、最近では移民やその他の宗教の子供に配慮して学校行事からハロウィーンを締め出してしまう動きすらあるのです。 その代わり、イギリスでは11月5日のガイ・フォークス・ナイト:Guy Fawkes Nightを花火やかがり火で大々的に祝います。11月5日の前後の週末はあちこちの公園で花火が上がります。 日本と違って欧州の花火のシーズンは冬、お店にはガイ・フォークス・ナイトを控えた10月半ばから花火が並び初め、盛り上がった誰かのお家の狭い庭でも、パーティーの余興として ボンボン、花火が打ち上がったりします(笑) Oct 22. Wed. ロンドン地下鉄の混乱
先週金曜日夕方にヒースローにも直結の東西の大動脈mピカデリーライン:Picadilly Line、日曜日には南北に走るノーザンライン:Northan Lineが続けて脱線事故を起こしたロンドン地下鉄。
死者こそ出なかったものの、乗り合わせた人は重軽傷、どちらも利用者の多い便利な線だけに、遅延や運行停止で影響を受けた人は多かったようです。 ピカデリーラインはその後支障なく運行しているようですが、ノーザンラインはその後事故地点のカムデンタウンを中心に一部区間が運行停止のままで、通勤者には大打撃! 加えて、月曜日の朝には、別の地域を南北に結ぶヴィクトリアライン:Victoria Lineが、朝の通勤時間ラッシュ時に、送電トラブルで停車・足止めされる事態も発生、 電気の止まった車内で1時間半閉じ込められた乗客の怒りのインタビューが報道されていました。 世界で一番最初に地下鉄が走った国イギリス、日本の江戸時代から地下鉄を保有していたロンドンですが、古い歴史はそのままメンテナンスの悪さにつながっています。 ロンドン地下鉄ったら、あっちもこっちもボロボロなの、誰か、早く、なんとかしてください〜って感じ。 先進国の首都であり、世界各国から観光客がやってくる大都市でありながら、このていたらく、 毎年ストやって値上げしている、欧州一高い運賃は、一体どこに消えていくのでしょうか???? 地下鉄の信用失墜は、今年から市内中心部には混雑税を導入し、公共交通機関の利用を呼びかけている、ケン・リビングストン市長にも大逆風。 非難の矛先はロンドン市に向かっていますが、今更市長がどんなに頑張っても、全線のメンテナンスをやり直すなんて、天文学的数字の大事業ですよね。 政府もミレニアムドームなんて作らないで、地下鉄のメンテナンスにお金くれたら良かったのになー。 2012年の夏季オリンピック開催地に立候補しているロンドンですが、スタジアム作るより先ずは地下鉄をちゃんと走らせようよ〜!と、選挙権の無い外国人ながら思う今日この頃です。
GPでは特に何もアドバイスを受けなかったのだけれど、英国で出産した人の体験談を読んだり、Spanishi CookingのNURIAの大きな薦めもあって、
Folic Acidというビタミン剤を飲むことに。 Folic AcidはビタミンBの一種、日本語で”葉酸”と呼ばれるビタミンで、緑色野菜や果物にも含まれています。 葉酸はビタミンB12と共に細胞分裂や成長を促したり、赤血球の再生に活躍するので、貧血症状が起こりがちな妊婦には有効なビタミンと考えられています。 英国では神経管の奇形である”二分脊椎”の発症が日本よりも多いので、それを予防する意味で、Folic Acidの摂取が薦められています。 ネットで少し調べたら、妊娠中の葉酸の欠乏は顔面奇形(口蓋裂や口唇裂)も起こしやすいそうです。 このFolic Acid、妊娠を考える女性は、妊娠する前から飲んだほうがいいんですって!Nuriaも半年前から飲んだほうがいいと云っていました。 妊娠前〜妊娠12週が推奨されている服用期間で、既に7週過ぎた私は”既に遅いじゃん”って気もするし、よく食べているので欠乏症にはならないと思うのですが、 とりあえず12週くらいまでは続けようと思っています。 ちなみに”12週まで”というのは、胎児の神経器官や基本的な形、手指などが形作られる期間だからというわけで、 それを過ぎても服用を続けることに問題は無いみたいです、妊娠していない人も一般的に健康の為に飲んで良いビタミン剤なので。 Oct 12. Sun. フェラ〜〜〜〜リ
今回のレースで年間総合チャンピオンが決定すると見られたF1日本グランプリには、英国スポーツマスコミも大注目、
朝6時〜の生中継、昼3時半〜の録画、深夜の録画と、一日三回も放送予定が。
熱心なモーターファンではないのだけれど、鈴鹿は滋賀県のご近所、親しみを持ってTVでレース観戦してました。 レースの結果は、フィンランドのライコーネンがTOPを確保できず、ドライバー総合タイトルは王者シューマッハーの手に、チーム総合タイトルもフェラーリに決定。 このフェラーリは言わずと知れたイタリアの名門スポーツカーメーカーですが、一昨年の英語学校のクラスメイトに、このフェラーリの創設者の親族だという人が居ました。 その名もジョゼッペ・フェラ〜〜〜リ、本人曰く、創設者として知られるのはエンツォ・フェラーリは、ジョゼッペのお祖父さんの兄弟だったそうです。 でも何故か、ジョゼッペ自身はチリ出身、子供の頃にイタリアから両親に連れられチリに渡ったのだとか。英国で大学に入る為に、英語の勉強に来ていました。 チリでもイタリアでも2重国籍が認められているのですね、彼も生まれながらにチリ・イタリア両方の国籍を有し、両親と一緒にイタリアとチリを行ったり来たりして育ったそうです。 イタリア国籍を有するということは、EU圏の国民に認められた権利が与えられるということでもあります。出入国もvisa無し、 私達が学んでいた英語学校は公立でEU圏の学生は非EU圏の学生に比べると1/3の学費で済むという利点もありました。 羨ましいぞ、2重国籍。 フェラーリ社の権利は既に手放され、今では名門スポーツカーメーカーとの繋がりは無いそうですが、その苗字には大層こだわりがあるらしく、 ”R”の発音が出来ない日本人や韓国人に”ふぇらーり”と言われる度に、”フェラ〜〜〜〜リ”と舌を巻いた発音を矯正していました。 彼とそのその一族の心には、今も跳ね馬マークのフェラーリの旗が誇り高く翻っているのですね。 Oct 9. Thu. 夫の経過&妊娠
昨日二人でGPに行ってきました。私達の担当は以前予約を取ったらホリデーに出かけてしまっていた若いドクターなのですが、
予約時に希望すれば別のドクターに診て貰えると聞いていたので、前回私が診てもらったDr.Hartleyを指名しました。
夫の足裏の痛みはまだ続いており、忙しい身で私のようなイライラした経験はさせたくないもんね。
それにこのドクターこそ、最初に私達がカイロプラクターから薦められた人だったのです。
初めてDr.Hartleyに会った夫の感想は「えらい陽気な医者だねぇ・・・」(笑)、
診察の結果は『魚の目とは思えないし、骨の問題でもなさそう、軟組織(Soft tissueと云っていた)の問題でしょう、靴が合わないのかもね』ということで、
専門医にかかる必要もないらしく、とりあえず痛みを止める薬を飲んでみることに。
私がGPに行ったのは、市販の妊娠検査薬で陽性だったので、「地球の暮らし方」のアドバイスに従い、産院と助産婦を紹介して貰う為。
「地球の暮らし方」や英国在住者の出産経験談には”GPでも尿検査がある”とか”妊娠生活に関するブックレットをくれる”等とあったけれど、
地域やドクターによって異なるのかな?
とはいえ、既に7週目くらいには入っているのに、偏食はあれどつわりも無いし、、、果たして私は本当に妊娠しているのでしょうか!?
制度について 1948年に発足した国家予算で運営される国営の医療保険制度で、16歳〜年金受給年齢までの国民は強制加入、所得に応じて保険料を支払えば、NHS病院でかかる一般的な治療や診療は全て無料というもの。 勿論16歳以下と年金受給者は保険料の負担なくタダで診療が受けられます。 低所得者も気兼ねなく病院にかかれるという点では画期的な制度なんだけれど、今はかなり破綻寸前らしいです、患者ばかり多くてケアが追いつかないらしく、 ベッドが空いてなくて救急患者が廊下で寝かされてるとか、救急部門で一晩患者放置とか、癌の手術や治療を受けるのに数週間〜数ヶ月待ちとか、すごい話がいっぱい。 お給料の割りにハードワークなので、イギリス人の優秀な看護婦さんは私立病院に移ってしまうから、スペインやその他の英語圏から看護婦さんをリクルートしてくることも珍しくないそうです。 私立の病院もロンドンにはいっぱいあるけれど、日本の国民健康保険制度と違って、私立病院での治療(以下:プライベート)は全て自費扱い、とっても高〜いのです。 会社で仕事をしている人は社会保険が利くので、対応が迅速でケアの篤いプライベート病院にもかかれます、また社会保険が無い人も、いざという時に備えて個人保険に入っていたりします。 日本人で駐在員の場合は、NHSへの保険料も支払っていてNHSにかかれるますが、大抵は会社の健康保険の範囲内は払い戻しがある日系の診療所にかかることが多いです。 以前は他国からの旅行者や短期滞在者も無料でNHSのサービスが受けられたそうですが、現在では滞在1年以上でないと加入資格が無いのだとか。 だから留学生の人は、大抵日本で海外旅行保険等に入ってきて、いざという時は日系の診療所にかかることが多いみたいです。 NHSに加入していなくても、救急病院での診察は無料、普通の診療では処方箋を持参して薬局で買わなければいけない薬(ひとつにつき約£7、安くないですね;)もあればタダでくれるそうで 他国からの留学生は風邪をひいた時なんか、救急部門にかけこんでいました。
GP登録
GPもピンキリ;;;
再びGPの予約を取ると、あの女医さんは退職してしまい、私達は別のドクターのところに登録し直されていました!
えぇ、えぇ、2週間後にまた行きましたとも。予約はとれたものの、肝心のあの若い登録ドクターはホリデーに出かけてしまっており、別のドクターに診て貰う事に。
またこれまでの経過をたどたどしい英語で説明するのかと内心うんざりしつつも、通された一番奥のドアを叩くと、今度は大柄の中年のドクターで、部屋は少し明るいかな?ドクター自身も陽気できさくな感じ。 その後、日本で一時帰国した時に、国民健康保険に無事加入後、夫の実家近くの皮膚科を訪れたのですが、 やはり水虫菌はひとつも発見されず、その皮膚科の先生自身も手術室勤務だった時悩まされたという日本語では「汗疱」と名づけられた症状だと分かりました。 汗と関係しており、手の平や足の裏や指などの主にツルツルした部分で分泌した汗が皮膚の内側にこもってしまって痒いのだそうです。 だから夏になるとひどくなるのねー。40代に入ると自然に治るのは、汗の分泌が年をとって少なくなるから。 対策はやはり、ステロイドと保湿だそうで、ガーデニングも家事も、実は私の大敵らしいです(笑)。
一晩氷で冷やした夫の足裏の痛みはまだ治まらないので、病院に行く事になった。 昨日の日記にも書いたけれど救急病院は混雑していることは必定。 実際、英語学校のある友達が家具に頭をしこたまぶつけて、額から血をダラダラ流して救急に行ったけれど、3,4時間待った挙句、絆創膏を貼られただけで帰宅したという話もある (額って血が出やすいから、見た目ほど大げさでないことは多いらしいけど、本人は痛いし血は出るし重症だと思っていたので、ショックだったらしい、笑)。 昨夜のNHSの電話相談の人もそれは分かっていて「救急病院じゃ埒が明かないから」と、他のさほど混んでいない、休日診療部門を紹介してくれたらしい。 というわけで、無事日曜日に病院に行ってきた夫、結果は”魚の目か何かかもしれません!?”、 でも見た目に魚の目なんて出来てないんですけど〜??? 骨にも関係の無い部分なので、その場でレントゲンを取るほどでは無いと判断されて、帰されてきた。 今度は登録しているかかりつけのドクター(GP)に診てもらって、魚の目関係の専門医を紹介してもらう段取りに。 夫は痛む足裏をかばうようにして、びっこひいて歩いている、気の毒に。 ちなみに英国で救急車を呼ぶ場合は、日本と同じく”999”を回します。
休日に登校していた夫は、途中から足裏のあるスポットに激痛を訴えて帰宅した。夜になっても痛みが治まらず、足を引きずって歩いている、
見たところ外傷は無いし、どこかで打ったり転んだ覚えも無いと言う。日本なら町の総合病院の救急外来に気軽に保険証持参で受診するところだけれど、
この国の救急外来は全てNHS:Natonal Health Service(国営医療制度)の病院の管轄で、救急部門は夜でも昼でも患者が溢れており、
受診待ちで日が暮れる、夜が明けるという噂、足が痛いくらいで救急に行くのは疲れるだけ。 とりあえずの応急処置に冷やしたものか、温めたものか決めかねていた夫は、おもむろに受話器を取り上げ、あるところに電話した。 かけた先は「NHSダイレクト」、NHSが運営している24時間電話相談ラインで、看護婦又は研修を受けたスタッフが必要な対応やアドバイスをくれるというもの。 夫が受けたアドバイスは「患部の足を高くして、冷やすこと」、氷枕を足にあてて、予備の枕も足下に入れて、これでとりあえず一晩は安心して寝れる!? 翌日になっても痛みがひかなければ、救急病院に行った方がいいらしい。
NHS DIRECT The Taste of RAKU (2)
アダルトスクールの週末陶芸・2回コースの"RAKU"の最終日です。 ![]() 先週型をとったりくっつけたりして形になった作品たちは、講師の手により乾燥・素焼きまで済まされています、今日は釉薬をかけて焼くだけ。
私たちに用意された色は、ターコイズ(ピカピカ光る緑青色に発色)と白(ひびわれが魅力)、僅かの量のブルーのみ。釉薬に関する詳しい説明は殆どなく、教室に出された釉薬の容器を個々にかき混ぜ、作品を漬けたり、筆で塗ったりしています。釉薬の2色使いも自由で、白の上にターコイズやブルーを重ねたり、他の色のスリップを重ねたり。 私は二つの貝の形の平皿にはベースが白でターコイズのラインを。形が崩れてしまった小鉢にはネタ用に全体にターコイズを選択してみました。
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