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2003年6月のイギリス滞在記

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2003年07月の日記へ

Jun 29. Sun.     一時帰国

経由便なので、直行便よりもはるかに朝早くから空港へ向う私達。昨夜は孤独にトランク2個の荷作り、夫はロンドンを離れる準備や結婚式を撮る為のビデオカメラや一眼レフの準備に大忙し、二人とも完全徹夜である。
で、金曜日に変更になったように、初めてオーストリア航空に乗った私達。いいじゃん!これが思いの外快適でサービスもよいし、最初平均年齢に文句をついけていた夫も、アテンダント親切ぶりに満足した様子。先ずウィーンまでの欧州線ではアルコールを含むドリンクが供され、温めたサンドイッチが心憎い。 日本路線ではルフトハンザには未だに無い個人TV&フットレスト&腰の高さ調節つきシート!、おにぎりの代りに日本製のチキンラーメンは出るし、食事もデザートも美味しいし!欲を言えば食事の量が心持少な目なこと(普通の人には十分な量、健康的といえるだろう−△−が)、 さすがザッハトルテの国というか、デザートがスポンジの重たい系が続いたことがちょっぴり残念。満足度はかなり高く、リピーターになりたいなぁと思ったです。 結果として今回の振り替えは二人にとっては大ラッキー、私は個人TVで映画を3本見たし、夫はコンピューターとのチェスゲームに夢中。結局徹夜のまま出発して機内でもろくろく眠らず、関空に到着しました。

Jun 28. Sat.     スーパーでお土産調達

お土産調達第三弾は夫とWimbledonの各スーパーを梯子。とりあえずウィッタードでイングリッシュローズとストロベリーの紅茶を追加。お目当てのダッチィオリジナルズのレモンビスケットはSAFEWAYでもTESCOでもSainesbury'sでも見つからず断念、日本の皆様も残念でした。代りにトワイニングの香り紅茶(LADYGREY&CHI)を用意、Sainesbury'sのTast the differeceシリーズでショートブレッドをオレンジビスケットをまとめ買い。 この日までにちょこちょこ買っておいたお菓子&紅茶も加えて、お土産だけで大トランク一つ占領するほどに膨れ上がった。。。結婚式以来2年ぶりの帰国だもんなぁ〜。

Jun 27. Fri.     飛行機から溢れた

今回の一時帰国は私がマイレージカードを持ち、かつこの真夏に約400£という破格の料金で、いつのまにか激安航空会社の仲間入りをしてしまったルフトハンザドイツ航空を使い、関空から入り成田から出るという変則コース。
さて出発日を明後日に控えた私達の元に朝っぱらから1本の電話が。。。それは航空券を発見してもらったHISからで「航空会社の都合で機材が小型に変った為、溢れた人たちはオーストリア航空に変更になります、1時間早く空港に来てください」といういきなりの通告。 『え〜〜〜、そんなこと急に云われても〜』『マイレージはどうなるん〜???』と不安で事情をよく呑み込めない私。HISの人には申し訳ないが、よくよくほじって聞いてみると
・「オーストリア航空はルフトハンザの提携会社で、問題のマイレージプログラムは共通」
・「料金設定はオーストリア航空の方が高いので、サービス的にも劣ることは無い」
・「航空会社の都合で急にこういう事態になってHISもとっても大変なんです〜(涙)」
ということで、乗り換えのフランクフルト空港でソーセージを購入出来ないことは辛いが、仕方なく変更を呑んだのでした。チケットカウンターで変更手続きの必要があるものの、チェックイン自体はルフトハンザと同じカウンターでOKらしい。 同じスターアライアンスだし、日本におけるANAとルフトハンザみたいな関係なのね。

Jun 26. Thu.(1)     LibertyのSALE

お土産調達第2弾、午前の陶芸教室を早めに切り上げ、Libertyに行って来ました、ますみさんと一緒です。先ずは店内SALE売り場を下見、冬に比べると売り場は小さいしアイテムも少ないようだ、割引率もちょっぴり低めのようです。昨年の夏に比べても柄やアイテム数は少ないようです、昨今のSALEはどこもいまいちですねぇ、淋しいことだ。
近所のラーメン屋さんで腹ごしらえし、再び売り場へ。なんだかんだと文句を言いつつも、千葉に住む従姉妹三人に御揃いの巾着を、夫の祖母に小さい布製トーとを、うちの祖母に小さなビニールバッグを、実家と夫の両母親へ大きめの定番柄のビニールバッグをGet、冬のSALEでは定番柄は全てSALE対象外だったのでこれを狙っていたんだなぁ。 ますみさんが、夫の母とそのお姉さんに御揃いのスカーフを買って下さり、私も母に孔雀の羽模様のスカーフを買っちゃった〜。更に場所を変えて、Clubtree&Evelinで香り付き箪笥の敷紙(DrawerLiner)を夫の妹さん達へ。このブランドの敷紙は香りが良くて大きめで、ますみさんのお薦めでもあります。
買い物を全て済ませ駅に向う途中、COSTAで一服。数年前から(多分スターバックスの登場と共に?)ロンドンのカフェにも冷たいコーヒーが登場しています、買い物に疲れた私達も早速冷たいカフェラッテ、クリーム大盛を注文。いやぁ〜、充実した午後でした〜。

Jun 26. Thu.(2)     Wimbledon

夫の会社がひけるのを待って、夕方から当日入場で観戦してきました。ちょうどシングルスが一巡した辺りで、この日はダブルスがメイン、 特に夕方からは試合数も少ないのですが、それでも、雰囲気を味わうには十分。コートの片隅から人垣をかき分けての立ち見でした。
当日券で入場する時は当日券入場者の列に並びます、その他にも徹夜覚悟で寝袋持参の翌日の入場券の列もありますが、 地下鉄SouthFields駅を出てWimbledon方面に向ってしばらく歩けば、ぞろぞろ歩む行列はすぐ見つかります。 行列が長い時はWimbledonセンターコートとSouthFields駅の中間地点にある公園に、くねくね曲がって列が収納されているので、公園に入って最後尾を探してくださいね。
今年から日付と一連番号入りの整理券が列の最後尾で配られるようになりました。今まではトイレに立つにもちょっと買い食いするにも、交代要員が必要で、二人一緒に列を離れられなかったのですが 今回からはこの紙を見せると適当な場所に入れて貰えるし、整理券を持っていない人に横入りされる心配もなくなりました。整理券を持っている人だけが入場できる仕組みです。 おかげで代表で一人が並んで、後からゆっくり来た本隊が加わるというワザは使えなくなりましたけど、整理券のおかげでより公正な行列になったと思います。 (上)は2003年のアイドル、ダニエラ・ハンチュコバ、今年の夫のお目当てです(−−;)

報道センターなどが入るミレニアムビルディング南側には、 食事をしながら試合中のコートを上から見下ろせるテラス席やガラス張りレストランがあります 美しく素敵なウィンブルドン、でもココは関係者専用、一般の立ち入りは禁止なのだ;;

センターコート南側です
真ん中の時計の両横の電光掲示板にはセンターコートでの試合のポイント、その他のコートでの試合結果が表示されます
この2階の突き出たテラスは貴賓席にもなっていて、高貴な身分の方々が時折顔を覗かせるらしい メンバー専用ガラス張りテラスレストランといい、美しく飾られた日よけつきテラスといい、 イギリスは階級社会の生き残る国だなぁという感想を持たずにいられません

一般用にはセンターコートやNO1コートの下に簡単なファーストフードやサンドイッチが買えるフードホールが用意されており、 仮設テントのような屋根ではあるけれど、ちゃんと座って食事やアフタヌーンティーが出来る大きなカフェレストランがNO5コート横に開設されてます

センターコートで試合中のウィリアムズ姉妹です、 6月下旬とはいえ、時間は夜の9時近く、日暮れ間近でボールも見えにくそう; 審判も各ゲーム毎に続行の意思を確認します 「ボールが見えない」と主張すれば、翌日に持ち越しが決まる時間でしたが ウィリアムズ姉妹は詰め掛けた観客の為に、相手チームは白熱したゲームの流れを逃がさぬ為に 日没直前まで熱い戦いを繰り広げました

当日指定席券を持っていない人がセンターコートに入場するには、行列して会場に入った後、 更に指定席券のResale Ticket購入に並ばなければなりません。 夕方入場の私達は最初からResaleを諦めて、他の指定席券無しで見られる試合を回っていたのですが 他の全試合が全て終了し後、縺れたセンターコートでの試合を大型ヴィジョンで観戦中、 日没間際になってセンターコートへの入場が開放されたことに気づきました。 どのコートも、ゲーム中の入場は認めていません、センターコートやNO1コートでは各出入り口にガードマンがつき、 試合の進行状況を確認しながら、観客の入場をコントロールしています。 入場フリーに気づき殺到した人々はゲームの合間の短い時間に我先にとゲートを駆け上がります、 私達もゲート前に立ち塞がるガードマンの背中をを見ながらジリジリと我慢強く並ぶこと5分or10分、
ようやく1ゲームだけを観戦することができました♪

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ウィンブルドンの名物といえば!?

(1)美しい芝のコート
この美しい芝を保つために冬場は15人、夏場は19人の専属スタッフが芝の修復・育成・管理にあたっています。 トーナメントが終わるとすぐに手入れが始まり、剥げたところは耕して種を撒きます、肥料をやって刈りこんで・・・お手入れは一年中続きます そして翌年の春からは6月のトーナメントに備えた準備が始まります、これが毎年毎年なのだ、、、大変だわ。
(2)ボールボーイORガール達
よく訓練された平均年齢15歳の少年少女たちが、ネット際やコート脇ニピッタリ待機し、キビキビ行動する様を見るのは、なかなか気持ちの良いものです。 このボールボーイorガール達は、周辺の毎年決まった学校から推薦されてくる、意欲と体力のある子供たち。 そして毎年2月から始まる週4回2時間のトレーニングで鍛えられ、 300人の中から更に選ばれた204人がウィンブルドンのあの舞台で選手のお手伝いを務めることが出来るのです。 世界的な大会に関わるチャンスをより沢山の子供に与える為に、ボールボーイorガールは2年までと暗黙のルールで決まっているんですって。
(3)イチゴとシャンパン
イチゴはウィンブルドンの伝統的な食べ物として、今も人気を誇っています。 大会が始まった当時、会場に集まる人々はテニスだけが目的では無く、アフタヌーンティーを楽しむついでにテニスの試合を観たのだそうです。 そのアフタヌーンティーに欠かせないフルーツとして、丁度同じ6月に盛りを迎えるイチゴが供されたのが始まりだとか。 イチゴの盛りとウィンブルドンで夏の到来を実感する、これぞ”イギリスの夏”なのですね。
ちなみに英国人はKENT産のイチゴが一番と信じているとかで(ホントか?)、ウィンブルドン会場で売られるイチゴ+生クリームorアイスは、全てKENT産。 前日摘まれたイチゴが当日朝5時半には到着し、売店に並んで開場を待つのだとか。 一日の消費量はおよそ2トン、合わせてシャンパンもよく売れているそうですよ、ウィンブルドンに行かれたら、イチゴとシャンパン、イチゴクリームで、英国の夏を楽しんでくださいね。

Jun 25. Wed.    フォートナム&メイソンのSALE

一時帰国に向けたお土産調達第一弾、フォートナム&メイソンとハーベイニコルズに行って来ました。フォートナム&メイソンは今日からSALEということで大いに期待していたのだけれど、実はSALE対象品はお洋服や日用品に限られ、お目当ての食品・紅茶は少しも安くなっていないのだった; 結局自宅へお伺いする予定の夫の親戚宅へはティーパックの詰め合わせを、更に地階のバス・台所用品売り場で精油入り手作りせっけんを女性陣へのお土産に購入したので、買い物したぞ〜って気分は一応達成。
その後ハーベイニコルズの食品売り場(ここも基本的にSALE対象外)に移動して夫のお友達への配り物に小さい缶入り紅茶を購入、更に徒歩でウィッタードに移動し、倉林家のご親戚用にイングリッシュローズの紅茶をばーんと6袋まとめ買い、買い物疲れでヨロヨロしつつ帰宅。

今夜はますみさん宅でお食事会、
左から、尚子さんのお友達でMBAを目指し渡英してきたカンタさん、ますみさん、
尚子さんに代わる新しい下宿人のなんじょう君、ろくろくです。
尚子さんの去った後、すっかり男所帯になった”Barますみ”

Jun 18. Wed.     ここではないどこか・・・

私は生まれた時から小学2年生までは滋賀の山奥に住んでいました、小さい小学校で小さい町で子供心に楽しい満足した生活でした。 その後家庭の事情で大阪に転居&転校、そこでも1回引越・転校。 そして5年生の半ばで再び滋賀の生まれた町(村みたいなものですけど)とは異なる小さい町に転居・転校しました。 大阪の二つの学校では”転校生”というレッテルは気にならなかったけれど、ちょっとした言葉の違いや都会の子供の洗練された賢さや、 人によっては抜け目の無いずるさを目にして、引け目や驚愕でビクビク、”ここは私の場所ではない”と思いました。 滋賀に戻っても、今度は”都会から来た余所者”で、性格的にも周囲から浮いていたので、中学卒業まで”こんな田舎、私には向いていないんだ!”と思っていました。 高校に入ってようやく開放されたかのように、言いたい事はズバズバ口にし、中学時代ほど根暗(既に死語!?)でもなくなり、 中学よりも広い地域から集まってきた中から”類友”も現われ、、、それでも私の「ここでは無いどこか」願望は消えなかったようで、それを見抜いた友人達からは 「高望みな女」と言われてました、その頃の夢は世界を旅して、珍しい景観や歴史的建造物を目の当りにすること、その割に語学にはアレルギーで、 大学に入っても旅行の為に貯金するわけでなし、英語を頑張るでなし、具体化しない情けない願望でした。 また大学こそ同じ県内なれど、その当時のうちの高校からは誰も行かなかったところ、就職に際しても「滋賀ではないどこか」ということで、一生の仕事を選ぶには軽すぎる気持ちで 適当に大阪で就職しちゃったのです。そして、就職後、一人暮らしを止めて実家に戻った後は特に「早くどこかに逃げ出したい」という気持ちが渦巻いていました。 私の「ここではないどこか」願望は、自分の置かれた状況や自分自身に不満を感じたときの逃避願望であり続けてきたのですね。。。
30歳を過ぎて、心から安心できる伴侶に恵まれ、いつ火の粉ふりかかるやもしれぬ実家を出て、ようやく最近「ここではないどこか」願望が消えてきたように思います。 何も人より優れたところの無い自分、会社でバリバリ働けない自分(アルバイトはバリバリ楽しかったんだけどなー)、 周囲の誰とでもうまく協調できるわけでもない自分。。。こんな情けない自分でも「それでいいよ」と言って貰えて、必要としてくれる人が居る今、もはや 「ここでは無いどこか」を探す必要は無くなりました、今まで求めてきた「ここではないどこか」は今の自分の場所だったんですね^−^)
英国でも日本でも、場所はどこでも良かったのです、居場所が欲しかっただけなのです。

お仕事を辞めてロンドンに学生しにやってくる日本人女性も多いけど、その中には「ここではないどこか」を求め続けている人も居るのかな? 日本で居場所が無い、東京でダメならロンドン、ロンドンがダメなら他の国、、、NZもいいね、南欧もいいわ、でも東欧圏の顔が一番好みだわ・・・ そう仰ってた方知ってます、2年経った今もロンドンで”語学学生”されているのかな。 ほんとに場所を変えたら見つかるのかな?早く「ここではないどこか」、見つかるといいですね。

Jun 16. Mon.     アール・デコ展

V&Aで開催中の「Art Deco:アール デコ」展に行きました、一昨年に開催されていた「アール ヌーボー展」に続く企画のようです。 装飾的なアール ヌーボーの世紀末的デカダンスな雰囲気に飽きつつあった時代、大戦も経験し、国や社会、産業が近代化に向って突き進んでいた時代にふさわしい、 伝統を生かしつつ、もっとモダンで工業生産にもマッチするフォルムを実現する形で現われた芸術運動の特徴を具体的な作品を展示しつつ、分かりやすくパネル解説してました。
アール ヌーボーに影響を与えたのは自然界の曲線、日本や中国の意匠であったとするなら、アール デコにおいては自分達固有の西洋の伝統的なスタイルを見直したのに加え、アフリカ、エジプト、中央アメリカ、及び極東(中国・日本)など 様々な地域からエキゾチックな意匠や、とりわけその素材・加工方法を学んでいます。実際に展示されていた家具の一つには、曲線を帯びた全体に鮫皮が貼り付けてありました、動物の毛皮柄(豹柄等)も使われ始めています。 特に中国の翡翠加工の技術と日本の漆塗りの豊かな表現はアール デコのアーティスト達には驚きであったようで、パリにやってきたスガワラ セイゾウという漆職人さんがその漆加工の腕を披露したとありました。
アール ヌーボー展のアクセサリー部門ではティファニーからし美しい青を基調に宝石をちりばめた”ドラゴンフライ”が展示されていたのに対し、今回はカルティエからの出品で、 黒いツヤが光るオニキスと輝くダイヤモンドの白黒のコントラストのアクセサリーが人気を集めていたのだとか。 日本で言えば”大正モダンガール”の時代、アメリカでいえばギャングスターの時代、この時代のドレスはビクトリア時代とはうってかわって、ウエスト回りがゆるやか(ずん胴)で、切り替えの低いドレスが流行だった模様。 本音を言えばアール デコの美術工芸作品は私の好みじゃなかったんだけど、ドレスとアクセサリーと音楽には大きな魅力を感じ、ついついジャズ&ダンスミュージックを集めたArt Deco Music Collection CDなんか買っちゃいました^^)
日本の近代的な漆塗り&陶芸作品も数点展示され、小さいけどフランク・ロイド・ライト「東京帝国ホテル(現在は明治村に保存)」の正面写真なんかもありました、フランク・ロイド・ライトはアール デコの人だったのねー。

ちなみにV&Aは現在特別展以外、常設展は無料で入場できます。昔お金払って入ったのに〜、きーっ!!!。日本の東芝ギャラリーにもなかなか良い品物が置いてあるので、是非常設展、見て下さいね。 またウィリアム・モリスが手掛けた緑の”モリス部屋”があることでも有名ですが、実際のモリス部屋は奥のギャンブルルーム(現在はカフェになっている)に至る薄暗い小部屋で、実際はモリスの会社が受注し、 モリスとそのパートナー達のグループワーク、壁の真中ほどの高さに部屋中グルリと金地に小さい動植物の絵がタイルのように張られているのがモリス担当部分だとか。

Jun 13. Fri.     モザイク

アダルトスクールで週1回習い始めたMosaicsのクラスで初めて作った作品です。「初心者なら植木鉢や写真立てに四角いタイルを貼り付けるだけだろう〜」とタカをくくって気軽に申し込みました。 何の予備知識も道具も持たずの初日、その場で自分用のニッパーを購入(約10£)、18cm四方の四角い木の板を渡され「好きな絵を描くか転写するかして、使う色を決めてね」と。 いきなり”絵を描いてその通りにタイルを切り貼りする”という高等作業を要求されるとは、とほほ。
教室には講師所有のモザイクのデザインブックが何冊もあり、そこから選んで、最初は単純な意匠にチャレンジ。絵の腕に自信が無いので、本から拡大・白黒コピー後、板に転写。 色選びも自分で好き勝手でいいのですが、コントラストや出来栄えを予想して、使う色の濃淡や効果など、疑問に思うところは講師が気軽に相談に乗ってくれます。イギリス的とはいえないけれど、 やってみると、次々に欲が出てきて、奥が深くてやめられない習い事のようです。上手なベテランさんは、大きなテーブルトップ、庭or玄関のステップ、トレーetc、素晴らしい作品を作っています。

Jun 9. Mon.     Johnny English

夫がPG作成の内職で知り合ったグラフィックデザイナーの方がタイトルを手掛けたという映画「Johnny English」を見てきました、映画の内容はネタばれになっちゃうので書けないけれど、 ローワン・アトキンソンがお馴染みMr.Bean通りのキャラクターで挑む”007”のパロディ映画、悪役は「マルコビッチの穴」のジョン・マルコビッチです。
ストーリーは至極単純で分かりやすいのだけど、話の中で2,3個所、辻褄が合わないというか、悪役の計画に終始一貫性が無く、 前半で見せたネタを使わず終いで「あれはどうなったのー???」と疑問が付きまとい、結局陰謀計画の壮大性に欠けたのが残念。 パロディ映画なので、陰謀の現実性はどうでもいいことなのかもしれないけれど。
ローワン・アトキンソンは相変わらず緩急冴えてて面白かったし、報われない彼の補佐役&ムラムラくる謎の美女も、役にはまってて良かったです。 映画中にロンドン市内の画像がふんだんで、それもロンドン好きにはチラリと嬉しいかも。今度はもっと悪役の陰謀を充実させて、是非シリーズ化して欲しいなぁ。

Jun 5. Thu.     公立学校も大変;;

地元Merton Boroughは財政難らしく、公立アダルトスクールのクラフト系クラスは秋からの新年度のカリキュラムでは統廃合の危機!? にさらされています。私が通う陶芸クラスも建物の建替えに伴い別の地域(Boroughは広いので分野別の教育センター数箇所に分かれているのが普通) に移転し、新しい焼き釜等の道具を必要とするファミリー陶芸クラスと一緒になる予定でした。その他の分野でも、クラスが無くなったり、時間や 曜日や場所が変更になるなど、大幅に変化中。
古い建物&小さいパッとしない学校なので、多少の変革は必要とはいえ、いきなり曜日が変るとクラスに通えない生徒も多く、場所が変わると 続けるためにはバスや電車を乗り継いだりと、生徒側に犠牲が強いられます。 今まで、近いから&スケジュールに合うからという理由で通ってきたのにね。
クラフト系のクラスが減るのは、Boroughのアダルトスクール部門の責任者が、運営にお金ばかりかかる”趣味”としてのクラフト系クラス (授業料も安いです)を減らして、もっと授業料が高くて生徒の職業訓練にもなるコンピュータースキルなどのクラスに力を入れたいと考えたいからだとか。
更に言われているのは、校長が肌の黒い人で、白人の暇そうなおばちゃんばかりが通うクラフト系クラスを面白く思って居らず、 今のWimbledonに近くて白人の多い地域から、もう少し西南の黒人が多いと言われる地域に移転し、職業訓練に力を入れて、黒人のための 学校にしたいらしいとか。。。
お役所&上の思惑はいろいろあり、政治的な問題が絡んだ今回の廃止!?移転!?問題ですが、私達陶芸クラスに関して言えば、生徒全員からの要望書と 先生の熱意ある努力のおかげで、建替え後もなんとか同じ場所で継続することになりそうです。

Jun 4. Wed.     灼熱のバス

午後から雨が上がって晴間が見えてくると、さすが6月!夏らしく気温も上昇し、長袖では汗ばむほど。今年こそ”暑い夏”がやってくるのかな?
Balhamのますみさん宅はここしばらくミーシャ(猫 ♂ 12歳)が1人でお留守番しているので、午後から様子を見にいって来ました。 夕食まで数時間、お腹を空かせたミー君はちょっぴりご機嫌斜め、しばらくリビングに座っていましたが、鬱陶しそうな様子だったので 2時間ほどで退散。やっぱり一緒に住んでないと「他所の人が来た〜」と思うのかな?一年ほど前までは同居人だったのに、冷たいお人。。。
行きは地下鉄、帰りは買い物ついでにバスでTootingBroadwayまで出ようとしたら、1本目のバスは満員で通過。2本目のバスにはなんとか乗れたけれど、 満員で、しかもにぎやかな学校帰りの集団が後部座席を占領し、怒鳴りあってます^^;あまりのうるささに嫌気がさして、人込みをかき分けて バスを降りようとした高齢の御婦人は、しっかり柱(ポール)につかまっている大きなおばちゃんに当り、また怒鳴り散らされたり。。。
この時間帯&路線は車内が込み合い、皆がストレスを感じている上、冷房無し&窓が殆ど開かないバスだから、慣れない暑さでついイライラしちゃうのかしらねぇ。 学校の下校時刻と真夏日には、ロンドン郊外のバスはなるべく避けたい、避けられるものなら避けたい乗り物です。

Jun 3. Tue.     RefundとExchange

3月にユニクロで購入した7分袖の薄いニットシャツ、お店では”春モノ”として出ていましたが、私にとっては十分夏服、クローゼットに しまっておいたのを、バルセロナ行きに持って行きました。現地では雨が上がると暑くなって重宝する筈でしたが、1回来ただけで、なんとほころびが! しかも両袖に!購入時は気づかなかったけど、両袖にピンホールのような小さい穴があいていた模様です、製造or流通段階で何か突き刺して穴が空いちゃったんでしょね。
運良く2ヶ月前のレシートがまだ未整理状態だったので(だらしなさが幸い!?)、レシート持ってユニクロへ。
レジのお姉さんは最初、「同じ値段のものと交換”Exchange"ではダメですか?」と持ちかけて来たけれど、 既に”夏モノ”に変っている店内は、半袖のトップスばかり。気に入ったものを探す手間と£12も出して殆ど着ない半袖を買うのが惜しかったので 「英国の夏は涼しいので半袖は着ないんです」と説明すると、あっさり「返金”Refund”できます」に変り、デビットカードに払い戻す手続きをして貰いました。

Jun 2. Mon.     Saver Pass

モザイクのクラスで使う木工用ボンドが欲しかったのでDIYセンターに行きました、20分ほどてくてく歩いて、途中TESCOと韓国スーパーに寄り道、 愛用のB&Q(他にHOMEBASEも有名、この二つは競って近くに店を出してるよ)に着いて、ボンドと庭掃除用の金属製熊手を購入。 熊手をかついで歩きは辛いと、70ペンスを握り締めてバス亭で待ってると、10分ほどしてやって来たバス。乗り込んで、お金を出して”70P Please”と 運転手さんに告げると”パスの方がいいよ、パス!”という威勢の良い返事。何のことか分からず「叱られてるのかな…」と不安になる私。
三回聞きなおして分かったのは”Saver Pass”という数枚つづりのバスチケットをあらかじめ購入しておくと、1回あたり5ペンス安くなるチケットについて 教えてくれていた模様。親切というか営業熱心というか。。。バスの運転手さんはいろいろな人がいます、親切な人、のこやかな人、無愛想な人、ウォークマンでご機嫌な人、 運転しながら世間話をしたり、運転中も携帯で喋ったり(怖いよー)、お客さんとおつりを巡ってケンカしたり。。。日本の運転手さんよりは自分を出していて、個性的ですね。

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