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2003年3月のイギリス滞在記

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2003年04月の日記へ

Mar 30. Sun.     Wimbledon Village

今日から夏時間、晴天に恵まれた休日の午後はWimbledon Commonに散歩に出かけた。Commonといっても花壇も無く、ベンチも 一部にしかなく、単なるだだっぴろい雑木林と草地である。そこを犬や子供を連れた家族連れ、カップルが 何をすることもなく、ただ歩いている(犬だけが喜んで走り回っている)のが日常見かける散歩風景だ。
今日は特に晴れ渡り風も凪いでいるので、ピクニックを楽しむ人々も多かった、ピクニックシートを広げるでもなく、直接草の上に座り 近所のスーパーで買って来たパンやジュース、果物をぱくつく人、中にはグラスとシャンパン持参の人も。 ごろんと寝転んで昼寝をする人、4月のイースターホリデーの計画を立てるカップルあり、皆思い思いのくつろぎ方で 久々の陽射しを楽しんでいた。
Wimbledon commonの近所に住んで徒歩で散歩に来る人も居るけれど、私たちのようにわざわざ車でやって来て散歩をする人も多い。 すぐ近くのWimbledon Villegeと呼ばれる、洋服や雑貨店、レストランや喫茶店が並ぶ通りも、そういった買い物や散歩や陽射しを 楽しむ人々で溢れていた。
こうした草地や通りを目的もなく、ただそぞろ歩くだけで”楽しい”と思えるようになったのはここ最近で、日本に居たら分からなかった楽しみ方かもしれない。

Mar 28. Fri.     Villeroy&Boch

ロンドンに住み始めた年の冬、セルフリッジズのSALEを冷やかしに出かけ「陶器の本場だから」と各有名メーカーの食器を見て歩いたことがあります。 その時、私の心を一番に捉えたのは、英国ご自慢のウェジウッドでもミントン、ロイヤルドルトンでもなく、ドイツ(とルクセンブルク) の陶器メーカーVilleroy&Bochのポップでカラフルなカワイイ普段使いの食器でした。
Villeroy&Bochはロンドン南西部・地下鉄District線SouthFields駅最寄(徒歩で10分くらい)に、ファクトリーショップを構えています。 ここではVilleroyのセカンド品が3割〜5割の値段で販売しています。昔はもっと値引率が高かったと聞いています。現在は3割〜5割が殆ど、 昨年倉庫の隅に併設されていた小さなショップを拡大・改装して、品揃えは豊かになったけれど、全般的に高値になり、非常に残念です。

私が好きなのは黒地に鳥や楽器がプリントされたボーンチャイナ製”Intarsia” (現在製造中止、小さい平皿と砂糖壺を持ってます、あぁ、でも、 もっと早くにもっと買っておけば良かった;;大好きなのに;;;)

白地に青い花が描かれているポーセリンの”Vieux(=old) Luxembourg”、定番シリーズ

クリームっぽいポーセリンの白地に ピンクを基調にした
チューリップ等のお花が描かれたシリーズ
(大きなケーキ皿を持っています)。

Villeroyではボーンチャイナのシリーズは少数派で、しかもポーセリン製の中にはボーンチャイナに近い正価の高級シリーズ(Vieux Luxembourgなど)もあり、 「ボーンチャイナ=高級」、「ポーセリン=カジュアル」と考えていた私に長らく混乱をもたらしていましたが、 陶器デザイナーでもあるますみさんから「大陸ヨーロッパではボーンチャイナよりもポーセリンの 方が愛用されている」とお聞きして、ようやく納得しました。
昨年から始めたベビーシッターで頂く私のささやかな収入は、最近では主にこうした”道楽”に宛てられています^^;)フルセットを揃えるのは無理だけど、 自分の気に入ったのを一品ずつ手に入れるのも素敵だな。

Villeroy&Boch Factory Shop
267 Merton Road London SW18 5JS (020-8875-6006)
(英国内の大きなアウトレットにも入っているようです)

Mar 20. Thu.     ますみさんの英国的マグマップその3

ウィンザーのイングランドナショナルトラストショップでガーデニングマグとリーフマグのシリーズ展開されたその他の品を日本からの観光客を装って購入して来ました。
ガーデニング・ティーポット
ガーデニングシリーズの一人用ティーポットとカップ(£20)とソーサー(£4)

リーフ・砂糖壺
リーフシリーズの砂糖壺(£12)

リーフ・ティーポット
リーフシリーズの一人用ティーポットとカップ(£20)とソーサー(£4)
(全て Fine Bone China)
これと、リーフのデザインがプリントされたティータールも買いました♪

イングランドナショナルトラストのオンラインショッピングのサイトで現在購入できるのはガーデニングとリーフの両シリーズのマグと一人用teaポット&ソーサー、とリーフのティータオルのようです。 他にも紙ナプキンとかショッピングバック、長方形のお皿があると聞いていたのですが、見つかりません。

Mar 19. Wed.     ウィンザー城はイギリスの大阪城!

ウィンザー城((Windor Castle)を見学してきました、晴天に恵まれて広い城内を歩くのも気持ちよかったです。 もうすぐ3月30日はクイーン・マザー、エリザベス皇太后の一周忌、お墓も見学してきました。
夏期は毎朝11:00からバッキンガムと同じく衛兵交代式があります、冬期は一日おきで、残念ながらこの日は見れませんでした。
ステイト・アパートメント 「ステイトアパートメント(State Apartments):左上」は女王がウィンザーにご滞在時に使われる建物です、外国からのお客様がお見えになり、 立派な細長いダイニングでパーティーが開かれたりもするようです。
この建物には「メアリー女王の人形館(Queen Mary's ool's House)」と呼ばれる小部屋があり、メアリー女王(ジョージ5世の奥さん、エリザベス皇太后の姑さん)が 当時の最高の技術と素材と手間をかけて作らせた、精巧な宮殿型ドールハウスがあり、王や女王の部屋、子供部屋、メイド部屋などが ミニチュアサイズで再現されています、リネン室にはシンガーのミシンが備え付けられ、棚から除くタオルやクロスの類も高級そうにフカフカしています。 王や女王の部屋にはダマスク織りが贅沢に使われています。
また他の展示部屋では女王ご所蔵のスケッチ画(大半は叙勲された人々の肖像、ナイチンゲール以外日本人には全く馴染みが無い)が展示され、 その前半4,5枚はレオナルド・ダ・ビンチのスケッチや習作でした、力強い線に感動。

ウィンザー城では30分おきに出発する英語のガイドツアーがあります(建物の外側だけ)、何故、いつ、城がここに築かれたのか、 創建当時の様子、建物の説明などを簡単にしてくれます。ヒースローに程近いウィンザー城では50秒に1回飛行機が上空を飛び その度にガイドの声を聞き取るのが難しくなり、度々説明も中段して、少し気の毒でした。
ラウンドタワー (右:ラウンドタワー、左手下に城門)
(左:城内、右手上にラウンドタワー) ラウンドタワー
日本の代表的なお城といえば姫路城ですね、”白鷺城”とも呼ばれるほど美しいお城ですが、 戦国時代の終盤、安土・桃山時代に建てられた為、城の城壁や、天守閣に至る道のあちこちから銃眼が狙い、本来は ”戦い”を想定した城砦でもあります。
現在では王室の離宮であり、私たち観光客の目を楽しませるウィンザー城も、 元々は11世紀、1066年ヘイスティングスの戦いに勝利してノルマン朝を創始したウィリアム1世(ノルマンジー公) 時代に築かれた、敵の襲撃に備える城砦でした。 今でもウィンザー城の城壁には銃眼ならぬ弓を外に向けて放つための縦に細長い穴が残っています。 ラウンドタワー(創建当時は木造だった)は高台にある城内でも更に高い丘の上に聳え、 用心深い堅固な城門が門からタワーに到る左右からの道を固め、 タワーの外側に向いた部分は深い堀になっています。
ガイドの説明によると、ウィンザー城がこの地に築かれた理由は、
一つ、見晴らしの良い高台の城砦は敵に襲来をいち早く見渡せる利点、 二つ、テムズの水利に恵まれ、「首都の水利を支配するものが首都を支配する」という観点(ガイドは"Destiny"と表現してました)、 からだそうです。
この説明は私に日本の安土・桃山時代のお城、安土城や大阪城を思い起こさせました。 安土城は山城でしたが、近江平野の湖畔の小高い小山の上に、琵琶湖の水利を考えて築かれました。 大阪城は信長により滅ぼされた石山本願寺の跡地に築かれた平城ですが、実は”上町台地”と呼ばれる古いしっかりとした地盤の北辺に建ち、 淀川の水利と交易を支配していました。(上町台地は大阪城を北辺に、南は天王寺のあたりまで伸びた細長い傾斜の非常にゆるやかな”丘”です)
だから、ウィンザー城=大阪城、ラウンドタワーは本丸、ステイトアパートメントは二の丸、三の丸、城門は櫓というわけです。
ちなみにこれは、江戸城にも彦根城にも当てはまることなんだけど(笑)、権力者が考えることって同じなんですね。

ちなみにラウンドタワーの上にはユニオンジャックがはためいていますが、女王がご滞在中は代りにロイヤル・スタンダードと呼ばれる女王旗 がはためくので、女王が滞在中かどうか一目で分かるそうです。
城内にはセント・ジョージ礼拝堂(St.George's Chapel)があり、その一角の地面に50年前に亡くなったエリザベス2世のご父君、ジョージ5世と 2002年に101歳で亡くなったエリザベス皇太后が一緒に埋葬されています、墓室はととてもシンプルで質素でした。

白鳥
テムズ河畔には白鳥もいるよ!→ろくろくの裏庭・散歩編へ

Mar 13. Thu.     近所のおばさん

朝から正午まで陶芸教室、帰宅途上(5軒手前)のクラスメイトのお家でお昼をご相伴になった。 中国系マレーシア人の宝蓮(ポー・リン)はマレーシアで高校(?)を出てから、英国に来て看護婦のトレーニングを受け、 約40年NHSで看護婦として働いていた。昨年ようやく定年を迎え、今は長年の夢でもあった陶芸を週一度、 同じ公立カレッジで週一度のエクササイズクラスと”静かな隠居生活”を楽しんでいる人だ。 私の母と殆ど同年代なのだが、同じ時期に陶芸教室に入り、お互い超ビギナーで、しかもご近所(同じ通りの5軒となり!)ということが分かり、 教室でいろいろ教えてもらったり、帰りにお互いの家でお茶を飲んだりしている。
彼女も外国人なので、私の英語がどんなにひどくても、分かろうと努力してくれるし、私が分からない時は分かるまで繰り返し言ってくれるし、 それがちっとも面倒くさそうではない事に、先ず安心する。
残念なことに、私達の陶芸のクラスは今年の秋から廃止になる、あるいはバスで通わなければならない私達には不便な場所に移転(目指して努力中)する予定で、 優しい宝蓮は最近すごく落ち込んでいた。
彼女は40年間、待遇の決して良いとは言えないNHSで働いて、税金だっていっぱい払ってきた(英国の所得税は20%、日本の倍!)のに、 やっと定年を迎えて、自分の時間が出来て、地域サービスのお世話になろうとした途端、 自分の夢を取り上げられる形だから、こりゃ悔しいや;;
教室が移転になったら、彼女は陶芸教室を止めるという。 代りに移転せず今までと同じ場所で開講されるであろう「フラワーアレンジメント」を一緒に習って、企業相手に花を活ける仕事をしよう!と言い出した。 仕事云々は”夢のまた夢”であると自分でも認めていたけれど、この前向きな姿勢こそが、彼女が40年も英国でやってこれた原動力なんだなと思った。 ちなみに彼女は敬虔なキリスト教徒でもある。

Mar 11. Tue.     ますみさんの英国的マグマップその2

ますみさんデザインのリーフマグ(1個£7.5)、こちらもアイテム展開されており、夫の一番のお気に入り。
どちらかがコーヒーか紅茶を入れる時は、それぞれお互いのお気に入りマグに注ぐ習慣です。

英国人をして「うーーん、これぞ英国トラディショナルマグだね。」と言わしめた、
葉っぱや木の実がグルリと囲んだかわいいデザイン、
内側にも植物の名前がレタリングがグルリ。

Mar 10. Mon.     Property Ladder(3)そしてProperty Ladder

(近日中に続きをupの予定)

Mar 9. Sun.     Property Ladder(2)家は恒久的資産!?

(近日中に続きをupの予定)

Mar 8. Sat.     Property Ladder(1)DIY

イギリス人はドイツ人に負けず劣らずDIY好きの国民として知られている。 ロンドンに住み始めたばかりの彼を訪れた私が当時Fulhamに借りていた部屋の壁の上部には大家の手による(と思われる) ボーダー壁紙が貼りめぐらされており、こちらの言い方に従うと部屋に”キャラクター”を与えていた。 その時は”壁紙を自分で貼る”事すら大層な仕事に思えたが、彼曰く「DIYセンターにはキッチンキャビネットやバスルーム (浴槽・シャワー・手洗いet)が一式揃って(勿論バラでも買える)売られているんだよー、家一軒建ててしまう人だって居るんだ」で、更に驚いた。 その後DIYセンターに始めて足を運んだ時、本当にショウルームの一角さながらにキッチンキャビネットが並び、 シャワーブースも洗面台も、ドアもバスタブも素人向けに本当に普通に売っていた。
イギリスでDIYが盛んな理由は、一つは国民性、もう一つには、この国の大きいのから小さい個人経営まで数だけは限りなくあるビルダー(建築業者) に、あまりにいい加減な業者が横行し、少しの修繕にも高い費用と日数がかかることがよく挙げられる。慎重な人はイエローページなんかでは探さない、 近所や友達に評判を聞いて良かった業者を選ぶし、業者選びを間違えて痛い目に合った(最悪、手付を持ち逃げされたり何かを盗まれたり)話は身近にあふれている。

Mar 7. Fri.     ますみさんの英国的マグカップその1

2003年1月の日記でも紹介したボタニカルアーティストのますみさんは 「イングランドナショナルトラスト」(イングランド)の陶器デザインも手掛けていた。 最初はマグとして発売され、その後数種類(ポットとカップのセット、皿、ペーパーナプキンなど他のキッチン関係)のアイテムにも展開されているらしい。 日本の百貨店に入っているナショナルトラストショップで扱っているかどうかは定かでないが、マグはボーンチャイナ製でこちらでも高めの価格設定なので、 更に輸送コストのかかる日本への輸出はされていないかも。

これは私の一番のお気に入りで、デザイン違いがセットになったガーデニングマグ(1セット£13)、結婚のお祝いに頂きました。
のんびりとしたのどかな音楽が背景に流れていそうな、ほのぼのとしたデザインで、使えば使うほど味わい深い。



カップ内側にも レタリングのプリント入り ” A GARDENER'S WORK IS NEVER AT AN END”

イングランド観光でナショナルトラストショップを訪れる機会があれば探してみてね♪

Mar 5. Wed.     日本の婦人雑誌 その2

美味しい食品の他に、日本からのお土産として”女性雑誌”「○○セブン」やら「○○自身」を頂いた。 美容院に行くと、大げさでスキャンダラスな見出しについ驚いて手にとるものの、所詮見出しはキャッチ、 「なんや、全然普通の話やん、どうせ勝手に想像で書いてるやろ〜」といつも騙された気分になる類の雑誌である。 2年も離れていると、知らない名前の芸能人がやたら増え、流行しているドラマの話題にも全く疎くなるので、芸能情報にはついていけないけれど、 「日本では今こういうモノ(人)が流行っているんだなぁ」と実感するし、何より久々に見る者にはとっても新鮮な驚きに満ちていた。 芸能情報だけではなく、節約術(関西流値切りの達人とか)とかお料理情報(豆もやしや貝割れ菜の家庭栽培)とか賢い保険のかけ方(全労災、県民共済内容比較) なんてものまで網羅されていて、よくもここまで手広く・・・と感心してしまう。
夜に帰宅した夫に「雑誌を貰ったよ」と報告すると「バカになるよー」と一言だけ返ってきた、いえ、もうとっくにバカなんですったら;;

Mar 4. Tue.     「ビール大全」

相互リンクをさせて頂いている St.Aubinsさん(Bathでの滞在記録とその他英国にまつわる話)の紹介文に惹かれて購入した文春新書 「ビール大全」(渡辺純著、文芸春秋社、¥760)が長い貸出からようやく戻ってきたので、再び読み返しています。詳しい解説&的を得た評論は St.Aubinsさんにお任せするとして、私がこの本を気に入ったのは18世紀の作家ダニエル・デフォーの有名な小説「ロビンソン・ クルーソー」で、無人島に27年暮らしたロビンソンが、小麦を育てパンを焼きビールを作ろうとしたくだりを取り上げ、 でも「酵母が無い」と大好きなビール作りを諦めたのを、この本では「いかにしたらロビンソンはビールを作れるか」 という話に発展させて、ロビンソンを案内役に「ビール作りの基本、原材料と酵母の役割」について分かりやすく解説 してくれているところ、エールとラガーの違いについても初めて知った
この本ではイギリスとベルギーのビールを主に取り上げ、日本で手に入りやすいと思われるブランドのビールを 瓶の白黒写真付きで紹介もしている。 この本を読む前に日本のTV番組でベルギー・ブラッセルの街中で今も「伝統的手法でビールを作り続ける醸造所」 というのを見た記憶から、2001年春にブラッセルを訪れた際、ある酒屋で「ブラッセルで作っているビール売ってる?」 と聞いて「今はそんなもんないよ」と云われ残念がったが、実は「カンティヨン」という家族経営の ほんとにビールが好きで楽しみながら作っている醸造所があるのだとこの本のおかげで知った。えてして観光情報に詳しいのは、 住んでいる地元民ではなく、遠い離れた国の熱心なツーリストであるらしい。 東京に住んでいるけれどお台場にも行かないし隅田川下りもしたことが無いというのと同じなんだろう。 「カンティヨン」ではハエの運ぶ雑菌からビールを守る為に醸造所に張ったクモの巣は一切払わないそうだ。 麦芽庫をねずみから守る(多分)猫も飼っているらしい。こんなに昔気質で律儀に作られたビールだから、一度口にしてみたいな。 これまで全くビール党では無かった私も、読むとたちまち「ビールが飲みたい」衝動にかられてしまった、キケンな本でもある。
残念なのは、イギリス人の過去の大戦の記憶のせいなのか?、イギリスではドイツビールの存在が薄く(私が気付かないだけ?) 飲みたければドイツに行くしかなさそうなこと。これはワインやソーセージ、他の食品にしても同じで、皮がパリパリの ゆでソーセージが大好きな私にはちょっと淋しい。

Mar 3. Mon.     外国人から見た

最近英語学校の会話クラスにエジプト人女性が加わった、英国で仕事をしている旦那さんの都合で娘さん達を連れて、 後から移住してきたらしい。今日のメイン課題は「写真かモノを持ってきて、何故それを選んだか、どのように思い出深いか、 それにまつわるストーリーを皆に話ましょう」というもので、 彼女はエジプトの観光絵葉書(アスワン、ルクソール、古代エジプトの墓室内)と幼い娘さん達の写真を持ってきていた。 「エジプトの古代遺跡に家族で訪れた話かな?」と思ったら、アスワンのハガキに写るビル群(高層ホテル)を特に強調し、 「エジプトにだって現代的で文化的で都会の生活があるんだ、外国人はエジプト人は砂漠の真中に住んでいると思っている、 私がエジプト人だというと”砂漠はどうですか?”といつも聞いてくるのにうんざり、エジプトは近代的な国なのに」 と主張したいらしかった。彼女の5歳になる娘さんも、学校のお友達から、 都会(カイロ)育ちの彼女には未知に近い砂漠について聞かれるそうで、最近では登校すら嫌がっているのだと、かなり深刻な様子。
先生は「質問する人は”エジプト”という言葉にエキゾチックな魅力を感じて、 ついついエキサイティングな興味のある事柄について質問してしまうだけで、全く悪気は無いのよ、どこの国の人も一緒よ」 となぐさめていた。
確かにその通り、工業先進国として知られる日本でさえ、一部の欧州人は 「日本人は皆キモノを着ている」とか「毎日スシとテンプラを食べている」とか 「お茶室が各家庭にある」とか「ちょんまげを結っている」とかetc、etc、 未だに思っているフシがあるのと一緒だよね。

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